魔法の言葉2

「できない理由をさがすな」


20数年前のこと
あまり頭が良くない私なのに
小学生に教えるような仕事の助手をしませんかというお誘いを受けた。
無理無理!!!「先生」なんて 無理!と思った。
答えの本を見ながら丸付けするだけだから、誰でもできると言われても
いやいや・・わたしなんかに務まらないと思った。


そんなとき どういうわけか 壁に貼っていた その塾発行のお便りに
「できない理由をさがすな」という誰かの名言が こどもたちを励ます言葉として
紹介されていたのが目に入った。


やりたくないこと・・やれないとおもうことが目の前にあると
「できない理由」をあ~だからできない、こ~~だからできないと理由を
つけてしまうということ、「できる!とおもえる」ことが大切だ・・みたいな
事が書かれていた。


それで・・・そのお仕事を引き受けた。
もう20年以上もその仕事をしている。 何十年もやっていると
それなりに板についてくるものなんだな。「先生!」って言われたら
振り返るようになった^^
おかげでベーシックだけれど英語の勉強も細々と続いている。
こどもたちも大好き。なにより こどもは、正直でかわいい。
「先生、ほくろ多いね~」ってどこをみてるんだか^^;

言葉の魔法1

記憶力がかなり悪い私でも
60年間で 忘れられない言葉がいくつかある。
その1.


18歳のころ
「そうしようと決めたのは、自分でしょ?無理やりさせられたわけじゃないでしょ?」


悪い友達に誘われて行動したことで とても辛い悲しい思いをしたと
フィリピノアメリカンの友達に話した時に言われた言葉。
優柔不断で自分の意思にちゃんと従えなかったわたし。


「あなたの性格は、アメリカ向きじゃない。帰った方がいい」そうも言われた。
言いたいこと、したいことをちゃんと言ったり行動したりできなかった。
誰も優しく慰めてくれるでもなく 誰も守ってくれるわけでもないことを
泣いて泣いて暮らして やっとすべての責任は自分なんだと思うようになったのが
20歳。すべて自分次第なのだということも。
ボーディングハウスのオーナーに
「もし、家の外に拳銃を持った泥棒が家に入ろうとしていたら・・・
 家に入るのを待ってから、撃ち殺しなさい」と言われ驚いた。
自分の身は、自分で守らなくてはいけない。
危険を早く察知して身を守る行動しなくちゃいけない。
こわ~~い・・・早く帰りたい。。と思った。


アメリカから帰って 高校時代の友人(男性)と祇園祭へ行ったとき
お酒を飲もうと二人でカウンターに座った。ビールグラスが出てきたけれど
私のグラスにヒビが・・・
「すみません~~グラスにヒビが入っているので交換してください」と軽い気持ちで
言うと 隣に座っていた友人が私を止めて  小声で
「そんなことを言ったらお店にいるお客さんに聞こえる、店の人に悪いだろ」
と言われて・・・あぁ・・私、日本に戻ってきたんだ・・この繊細さ。と感じた。


空気を読む・・というけれど 私は今も空気が読めない。
だけど何があっても 誰かのせい・・と思うことは、あまりなくなった。

こどもたちの未来のために

森さんの話題がトップニュースになって
誰が会長になるのか・・とか
何故、政府がいまさら介入してきたのか・・とか
IOCがどうとか・・・


そんなことは、横に置いておいて


「ジェンダー」という使い慣れない言葉を検索してみました。


森さん発言は、アウト!として、
ジェンダーの再認識や世界に目を向ける機会っていう意味では
オリンピック開催(予定)国としては、意味があったのでは。

ジェンダーギャップ指数、日本の現在は、↑の情報の時より相当悪いみたい。
そんなことさえ 知らなかった・・無知なわたし。